おーみん
- 空気圧メーターで1本だけ空気圧が低い…
- もしかしたらパンクしているのかもしれない…不安である…
- タイヤを交換しないと走行できないのでは…不安である…
おーみん
今回パンク修理したお車は日産スカイライン
今回の日産スカイラインにはメーターパネルのところにタイヤ空気圧警報システムが搭載されています。下の写真のような表示がされるので空気が少ないなどの異常を運転席にいながら分かるという素晴らしい機能が備えられています。
今回、タイヤ空気圧警報システムにて1本だけタイヤの空気圧が少ないということでお客様が来店。実際にエアーキャリーを使用して空気圧を確認してみました。
1本だけ空気圧が130Kpa・・・
他の3本は240Kpa入っていますが、右後ろのタイヤだけ130Kpaと明らかにおかしい状況でした・・・。早速点検していきます。
まずは空気圧点検を実施
デジタルで表示されているものの、念のため実際にバルブキャップを外して空気圧点検を実施。
やはり空気圧が少ない・・・。ほぼパンクで間違いない状況である。
ざっとタイヤを確認して釘などがささっていないか目視点検するが見当たらない・・・。
タイヤを外して細かく点検していきましょう。
■ヤマダ エアキャリー ATC-99T ATC99T(2072597)
お店にあるエアーキャリーで測定しました。よくガソリンスタンドで見かけるタイプのエアーキャリーですね。
個人で車の中に携帯しておくならお手軽に空気圧ができるグッズもあるのでひとつ持っておいてもいいかもしれないですね。
空気圧調整に関して詳細を書いた記事があるので良かったら参考にしてください
現役整備士が教える!!タイヤの空気圧点検どれくらいの頻度でするのがよいか平らなところに駐車してタイヤを外す準備をする
タイヤをジャッキアップして外すときは必ず平らなところに駐車してシフトレバー【P】とサイドブレーキをしっかりかけエンジンを止めましょう。
- 平らな場所に駐車すること
- シフトレバーを【P】にすること
- サイドブレーキをしっかりかけておくこと
をしっかりやりましょう
ジャッキアップする
ジャッキアップをしてタイヤを外す準備をします。
ジャッキアップポイントをしっかり確認してジャッキアップをします。
作業時の写真はお店にある大き目の油圧ジャッキアップですが、個人の車にも小さめの油圧ジャッキアップを購入してトランクに入れてます。
何かあった時に付属の純正のジャッキアップより使いやすくて便利なので皆さんも持っておくと便利ですよ。
タイヤを外す
釘を取り除く
ペンチなどを活用して釘を取り除きます。
この時にささっている場所がタイヤの側面だったり、傷が大きすぎる場合は修理ができないので気を付けましょう!!
修理ゴムを差し込む穴を掘ります
この後に差し込む修理ゴムを入れるために穴を掘ります。
専用の器具に修理ゴムをかませて穴に差し込みます
水を吹きかけて空気が漏れていないかCHECK
吹きかけた水がゴムの周りからブクブクと空気が漏れていないかしっかり確認します。
漏れてなければ飛び出している部分のゴムを切ります。
空気圧調整をする
他の3本と同様に空気圧調整します。
空気圧調整に関して詳細を書いてあるので参考にしてください。
現役整備士が教える!!タイヤの空気圧点検どれくらいの頻度でするのがよいかタイヤを車に取りつけて戻していきます。
タイヤを取り付ける
最初はまず手締めで均等にタイヤを取り付けます。そして次にあればインパクトで締め付けます。なければ十字レンチで締め付けていきます。締め付けていく時は必ず対角線上に順番に締めていくようにしましょう。
ジャッキアップをおろして、増し締めをして終了
おーみん
まとめ
- 日産スカイラインにはタイヤ空気圧警報システムがありいち早くタイヤの異常を発見できた
- 実際に空気圧点検したら空気圧が減っておりパンクしていた
- パンクの原因となる釘も修理可能な場所にささっていたので問題なく修理できた
- 日頃から空気圧点検することが大事であることが分かる
- 市販品でお手軽にタイヤ空気圧センサーを取り付けてチェックすることもできる
おーみん