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整備士が教える!!自分でスタッドレスタイヤを交換する方法を紹介!!

ろみちゃん

スタッドレスタイヤと通常のノーマルタイヤを自分で交換することはできないかなぁ・・・
工具がある程度そろっていたらいちいちお店に頼まなくても自分で交換することができるよ

おーみん

この記事で解決できるお悩み
  • 毎年スタッドレスタイヤに入れ替えたりノーマルタイヤに入れ替えたりお金がかかる…
  • 安くお得にホイール付のスタッドレスタイヤを購入したい…
  • 自分でタイヤの交換ができないのか知りたい…
  • 何か良い方法はないか探している…

おーみん

こんにちは。おーみんです。このようなお悩みあると思いますので一緒に解決していきましょう!!

結論!!

一番良い方法をお伝えします!!

一番おすすめの方法
  • まずホイール付のスタッドレスタイヤを購入
  • 時期が来たら自分でその都度スタッドレスタイヤ⇔ノーマルタイヤに交換

シンプルにこれが一番です。

では実際にスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに入れ替え交換しましたので作業内容を紹介していきます。

必要な道具・工具類

一つずつ紹介していきます。

油圧式ジャッキアップ

車に付属のジャッキアップでも出来ますが、この油圧式のジャッキアップがあるだけで作業が格段に楽で早くなります。

一つ持っていた方がとても便利です。

私はいつも車のトランクの中に常備しています。

十字レンチ

これもジャッキアップ同様で車に付属のナット回しでも代用は出来ますが、作業効率性がダントツで違います。

緊急的には使えますが、実際作業はやりづらいです・・・。

折角だったら十字レンチを一つ持っておくだけでかなり便利ですよ!!

トルクレンチ【エマーソンEM-29】

なかなか聞きなれない工具だと思います。

タイヤは4~5本のナットで止まっていますが、タイヤ交換した後ナットを締めていきます。この締め付ける時に何も考えずとにかく外れないようにと力いっぱいに締めあげていくと逆にボルトが折れてしまいます。

そうならないように決められた強さでナットを締めつけましょうと各車種によって締め付けの規定トルク値が決まっています。

この工具はその規定トルク値を設定してナットを締める際、締めすぎないようにナットを締めれる優れモノです。

MEMO
車種ごとに変わりますが普通乗用車だと大体、100Nm~120Nm(軽自動車80Nm~100Nm)が規定トルクです。

ある程度整備経験のある方でしたら感覚で分かるところもあると思いますが今後のことを考えるとひとつ持っておいて損はないと思います。

私も欲しいと思ってプライベート用でひとつ買いました。

タイヤの残り溝を測定するディプスゲージ

これはあれば便利というものでなければなければで大丈夫です。スタッドレスタイヤやノーマルタイヤと入れ替え交換する際に前輪駆動車であれば前にタイヤの残り溝が多い方を付けた方がいいのでそれを容易に確認できるものとして紹介しました。

タイヤ交換の時だけでなく普段のタイヤチェックする時に測定して簡単に点検もできるので1台は持っておいてもいいかもしれません。

実際のタイヤ交換作業

①安全確認!!

まずは平らな場所に止めること!!坂道などで作業するとタイヤを外しているときに車が傾いて大変なことになる危険性もあるので作業する場所をしっかり確認してやりましょう

そしてギアはパーキングに入れて、サイドブレーキをしっかり引いておきましょう!!

注意
・平らな場所に止めること

・パーキングに入れること

・サイドブレーキをしっかりひくこと

②ジャッキアップ

まずはどこにジャッキアップをするか確認してそこに先ほど紹介した油圧式ジャッキアップをかけて車体をあげていきます。

ジャッキアップポイントを確認したら油圧式ジャッキアップを準備します。

最初に下記写真のようにリリースバルブを付属の棒を使用して右に回して締めます。

こうすることでジャッキアップ部分が上に上がっていきます。

下記の写真のように棒を上下に動かすとジャッキアップ部分が上昇していきます。

時々ジャッキアップポイントとずれていないかみながら少しずつ上昇させていきます。

下記写真のようにしっかりはめ込んだら再度上昇させていき、タイヤを浮かせます。

③タイヤを外す

十字レンチを使用してタイヤを外していきます。

外すときは反時計回りです!!

タイヤを外すとこんな感じです。

今回はスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへ戻す作業なのでノーマルタイヤを準備します。

③タイヤを取り付ける

タイヤを取り付ける際、前輪駆動の車ならなるべくタイヤの残り溝が多い方が前輪に取り付けた方が良いので冒頭で紹介したディプスゲージを使用してタイヤの残り溝を測定します。

一番残り溝のあるタイヤを確認しておくと良いですよ!

今回私が測定したところ「6.48mm」と「6.52mm」とあまり大差はありませんでしたが、「6.52mm」の方を前輪タイヤに取り付けるようにしました。

タイヤの残り溝などについては別の記事で詳しく書いていますので良かったら参考に見て下さい。

現役整備士が教える!!タイヤ8部山?5部山?どういうものが教えます。 現役整備士が教える!!タイヤ交換をガソリンスタンドの店員にお勧めされた時の対応方法

タイヤをはめてまずは手締めをします。

手締めでナットを締める時も時計周りで、対角線上に締めていきます。

MEMO
手締めする際、ホイールの形状によっては手だけでは締めにくいことがあります。

その時はトルクレンチに付属している写真のようにコマにナットをはめて手で回すと締めやすいですよ

手締めで締めた後は十字レンチを使用してもう少し強めに締めていきます。

十字レンチで締め付ける時も対角線上に締めつけていきます。

④ジャッキアップを降ろして増し締めをする

最初と逆でリリースバルブのところを反時計回りで左に回すとジャッキアップ部分が下降します。

しっかり十字レンチで締め付けたらジャッキアップを下降させてタイヤを地面に接地させます。

トルクレンチを取り出します。

今回の車のナットの大きさは【21】だったので21のコマも一緒に取り出し取り付けます。

トルクレンチも同様、時計回りで対角線上に締めつけていきます。

MEMO
車種ごとに変わりますが普通乗用車だと大体、100Nm~120Nm(軽自動車80Nm~100Nm)が規定トルクです。

トルクレンチの持つところを確認して規定のトルクになっているかしっかり確認しましょう。

ゆっくり締め付けていきカチッとなったところで締め付けはOKです!!

※トルクレンチを使ってカチッと音がなったところが規定の締め付けトルクです。

この作業を残り3本同様にしていけば自分で交換できます。

注意
半年ぐらい何もしていない状態だと思うのでタイヤの空気圧が減っていると思います。タイヤを取り付ける前か取り付けた後でも一度ガソリンスタンドなどでしっかり空気圧点検はしておいて下さい!!
現役整備士が教える!!タイヤの空気圧点検どれくらいの頻度でするのがよいか
MEMO
ホイール脱着後、規定トルクより緩む場合もあるため交換後、50~100Km走行を目途に再度増し締めをすることをおすすめします。

ホイール付タイヤの購入方法

ろみちゃん

ホイール付のタイヤを購入すればいいってことは良く分かったけど、実際にホイール付のタイヤってどこでどうやって購入すればいいの・・・
一番おすすめはAUTOWAYでネット通販で購入するのが安くてお得に購入できるよ

おーみん

他の記事でも紹介していますが、今タイヤ交換のお得な方法としてネット通販AUTOWAYで安くお得にタイヤを購入して近くの整備工場で取り付けをするのが新しいタイヤ交換のカタチとして主流になってきています。

そんなAUTOWAYはホイール付のタイヤもお得に購入できるのでおすすめですよ。

公式サイトのトップページに【タイヤ&ホイールセット】というところがあるので自分のタイヤのサイズを確認してから見てみて下さい。

まとめ

記事のおさらい・まとめ
  • スタッドレスタイヤはホイールセットで購入しておくと自分で交換できる
  • タイヤ&ホイールセットはAUTOWAYが安くお得に購入できる
  • 自分でタイヤ交換するために油圧式ジャッキアップ/十字レンチ/トルクレンチがあれば便利である
  • タイヤ脱着・交換後は50~100Km走行を目途に再度増し締めをするとより安全である

よくスタッドレスタイヤだけを購入し、冬前になるとタイヤを一旦ホイールから外してタイヤを入れ替え、再度バランス調整を取り直し取り付け。春になるとまたスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに同じように入れ替えをさせる方が多くいらっしゃいます。

勿論これはこれでありですが、毎年何度も何度もホイールからタイヤを取り外しをしていたらタイヤ自身も痛みやすくなりますし、その都度バランス調整も取り直さなくてはいけないしお店によっては【脱着作業代】【組替作業代】【バランス調整代】など工賃代支払いもバカになりません。

実際に1回の作業交換代で5,000円~10,000円ぐらいかかります。

この1回の作業交換代で冒頭に紹介した道具・工具類は揃えることが出来ます

それだったら最初からホイール付でスタッドレスタイヤを購入しておけばわざわざお店で交換をお願いしなくても自分で交換できますし、自分自身のスキルアップにもなると思います。

おーみん

いかがだったでしょうか。折角だったら工具や道具を揃えてみて自分でスタッドレスタイヤを交換してみるのも一つの手だと思います。良かったら参考にして下さい。