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マークX【GRX120】ABSとサイドブレーキ警告灯が付いた!?スピードセンサーが原因!?

ろみちゃん

ねぇおーみん、この間メーターパネルに【ABS】と【サイドブレーキ】の警告灯がつきっぱなしになったんだけどどうしたら良いかなぁ・・・
今回同じような症状が起きたので整備事例を紹介するね

おーみん

この記事で解決できるお悩み
  • 【ABS】と【サイドブレーキ】の警告灯がつきっぱなしになった。どうしよう…
  • どうしたら直るのか分からず不安である…
  • 何が原因なのか分からない…

おーみん

こんにちは。おーみんです。このようなお悩みあると思いますので一緒に解決していきましょう!!

まずはどんな症状だったかご紹介

写真のように【ABS】と【サイドブレーキ】の警告灯がつきっぱなしになっている。どんな不具合になっているか分からない状態である。

まずはブレーキフルードの量を確認

サイドブレーキを戻しているのにサイドブレーキの警告灯がつく時は「ブレーキフルード」の量が減っている時にも点灯します。

なのでまずはブレーキフルードの量を確認してみました。

ブレーキフルードの量はちゃんと入っていて適量でした。

問題はなさそうですね。

次にブレーキパットが減っていないか確認

ブレーキフルードの量が適量だったので問題はないと思ったのですが、念のためブレーキパットも確認しました。

前も後ろもタイヤを外してブレーキパットが減っていないか確認しましたが、全然問題ありません!!

コンピューター診断

いよいよコンピューター診断を活用して何が原因か探っていきたいと思います。

C1239【スピードセンサーRL鉄片付着異常】

C0215【スピードセンサーRL系統異常】

ABS関連のエラーコードが検出されました。

RL(後輪左側)のスピードメーターのセンサーの不良ではなかろうかというところまで見つけました。

あと鉄粉なども付着しているディスクローター周辺やスピードセンサーもエアーガンやパーツクリーナーで清掃しました。

スピードセンサー交換

写真のようにディスクローターの裏側にコネクター端子が見えます。

このコネクター部分がスピードセンサーになります。

今回エラーコードが出ていたこのスピードセンサーを交換します。

スピードセンサー取り外し及び取り付け

10mmのナットで止まっているのでそれを緩めてから取り外します。

コネクターとスピードセンサー本体を取り外すときは小さいマイナスドライバーなどを使ってツメを開いて取り外します。

写真のようにスピードセンサー本体とコネクター部分は分離できます。

新しいスピードセンサーにはカバーがついているので外して、コネクターを再度接続したらもとにあった場所に戻していきます。

センサーとコネクターを接続させて戻します。

また10mmのナットをしっかり締めれば交換作業終了です!!

あとはタイヤを取り付けたら完了です。

スキャンツールを使用してエラーコード消去

今回はスピードセンサーが原因だったため新しいスピードセンサーに交換したらメーター内の【ABS】と【サイドブレーキ】の警告灯は消えました。

もう一度スキャンツールを使用してコンピューター診断をしたらエアーコードは残ったままなので消去していきます。

試し運転

スピードセンサー交換、エラーコードまで消去した状態で試し運転で10分程走行してきました。

走行中や走行後も警告灯がつくことがなくなったので今回はこのスピードセンサーが原因であったようです。

一安心しました。

まとめ

記事のおさらい・まとめ
  • 【ABS】と【サイドブレーキ】の警告灯がついた時はコンピューター診断をかけてみること
  • コンピューター診断で「スピードセンサー異常」が出たので交換対応した
  • 交換後エラーコードを消去して様子を見た

おーみん

警告灯がついてビックリしましたがコンピューター診断をかけてひとつずつ確認して整備していったら直りました。
注意
今回はスピードセンサー交換で対応できましたが、車や状況によって原因などは全然異なりますので警告灯が点灯した時はいつもお願いしている整備工場などで見てもらう方が安心だと思います。