ろみちゃん
おーみん
- 最近アクセルを踏んでもレスポンスが悪かったり、パワー不足を感じる…
- 自分でプラグを交換してみたい…
- エンジンン上部に簡単に取り外しが出来ないカバーみたいなのがついている…
おーみん
準備するもの
新品プラグ / イグニッションコイル
洗浄クリーナー
工具一式

交換作業内容の紹介
ボンネットを上げる

エアークリーナーBOXを取り外す
通常エアークリーナーを交換する時と同様にエアクリーナーBOX周りのクリップを外していきます。






カプラー・配線などを取り外していく




エアークリーナーボックス後ろの箱も取り外す
エアークリーナーボックスの背面にある箱も取り外していきます。
ラチェットとコマを使ってナットを外していきます。




箱のサイドにホースが止まっているのでホースを取り外します。

スロットルバルブの手前のネジも緩めて取り外せるようにします。
ここではマイナスドライバーを使います。


やっとエアークリーナーボックス全てが取り外すことが出来ました。
スロットルバルブの弁も見えてきました。

スロットルバルブ内の洗浄

今回はせっかくなのでスロットルバルブ内の洗浄も一緒にやります。
もともとアクセルを踏んでもパワー不足を感じたりアイドリング不安定などの症状が若干出ていました。
このような症状の時は
- プラグ不良
- イグニッションコイル不良
- スロットルバルブ汚れ
が原因のケースが多いです。
なので今回プラグ交換・イグニッションコイル交換する際に一緒にスロットルバルブも洗浄するようにしました。
今回はエンジンコンディショナーという吸気系統清浄剤を準備してこれで洗浄していきます。
スロットルバルブの弁の周辺に汚れなどが蓄積していましたのでこの清浄剤を使ってキレイにしていきます。



エンジン上部のカバーの取り外し
いよいよ一番メインのカバーを取り外していきます。
エアークリーナーボックスを取り外したことでインマニとスロットルチャンパーを固定しているナットを外すことが出来ますのでこのナットと他の固定しているナットを外していきます。








スロットルバルブのところも取り外します。
各四隅にナットで固定されているのでラチェットとコマなどを使って取り外します。

その上につながっているホースも取り外します。


スロットルバルブのところも取り外したらいよいよエンジン上部のカバーも取り外していきます。


カバーが何かひっかるなと思ったらフレームのところにささっている配線カプラ―がひっかっていたので配線カプラ―を取り外します。


おぉ、やっと一番面倒くさそうなカバーの取り外しに成功しました!!
ここまで外すとあとは簡単にプラグ交換、イグニッションコイル交換が出来ますね。
イグニッションコイルに接続されているカプラを取り外し

イグニッションコイル本体の取り外し


古いプラグの取り外し


新しいプラグ・イグニッションコイルの取り付け


取り外した部品の清浄、シール剤の塗布

ここもだいぶ汚れていたのでウエスやパーツクリーナーなどをつかってキレイにしておきます。
ガスケットがぶらんと外れている状態なので取り付ける際には左手で持って取付するようにして下さい。

ここまでキレイになりました。

次はインマニ付近もキレイにしておきます。

カバー本体の接続する部分もキレイにしておきます。


こちら側は取り付ける際、液体ガスケットシール剤を使ってパッキン部分に塗布してから取り付けてあげるといいと思います。
本来はパッキン自体を交換する方が良いと思いますが今回は液体ガスケットシールを使って対応しました。

取り外した部品を取り付けし直していく
無事にプラグやイグニッションコイルの交換が終わったら各パーツの清浄をして外したパーツを取り付けし直していきます。




取り外したカプラやホース類も取り付けていきます。








外した部品・パーツを全て取り付けし直したら完成です!!
エンジン始動して試運転してアイドリング状態や加速状態を確認したところ、交換前と比べると改善できていました!!
これで交換作業は終了です。
まとめ
- 日産ノートのプラグ・イグニッションコイルを交換するには数種類のパーツ・カバーを取り外さないといけない
- 交換時にはスロットルバルブの清浄も併せて実施すると良い
- アイドリング不安定・パワー不足など感じたらプラグ・イグニッションコイル交換、スロットルバルブの清浄をしてみる
皆さん、いかがだったでしょうか。
他の記事でも紹介しているように本来はエンジン上部にすぐイグニッションコイルが見えているので簡単にイグニッションコイルやプラグを交換することが出来ますが日産ノート(E12)の場合は2番・3番シリンダーへのアクセスはすぐ出来るものの1番シリンダーのところにやや面倒くさそうなカバーが取付されているため簡単に交換できないのがネックだと思います。
もしご自分で交換されることがありましたらご自身の責任の上で当記事を参考にしてもらえたら幸いです。
ただかなり難しい作業にはなりますのでDIYで難しい場合は行きつけの整備工場やディーラーに相談してみましょう。
