ろみちゃん
おーみん
- 自宅でEV車を充電したらどれくらい費用がかかるのか…
- 公共施設や高速サービスエリアでEV車を充電したらどれくらい費用がかかるのか…
- どこで充電するのが一番お得なのか…
おーみん
自宅(普通充電)・公共(普通/急速)・高速SA/PA(急速)の違いと料金の目安、月額費やアイドル料金までを整理していきますね。
最後に「100kmあたりの電気代」の計算方法も解説しますね。
要点
最安充電
最安は自宅の夜間時間帯契約になりやすい(例:20〜30円/kWh 目安)。
公共の普通充電
公共の普通充電は40〜60円/kWh前後
※月額会費やアイドル課金に注意。
公共の急速充電
公共の急速は60〜100円/kWh前後が目安。
※月額会費やアイドル課金に注意。
高速SA/PAの急速充電
利便性最強=単価は高め。
旅先は「短時間で必要量だけ」がコツ。
「100kmあたりの電気代」
電費(km/kWh) × 電力量 × 単価
の3点で決まる。
計算式は本文参照。
1. EV充電の種類と特徴(超要約)
普通充電(AC)
家庭や商業施設で主流の方式で、充電時間は長めになります。
1回あたり数百円程度で済むことが多く、日常使いに向いています。
自宅で夜間にじっくり充電するというやり方が一番最安運用になりやすい。
3〜8kWが一般的です。
急速充電(DC)
30分程度で80%前後まで充電可能です。
高速道路やコンビニなどに設置され、短時間で充電できるのがメリットです。
短時間で大きく充電するというやり方は時間の節約にはなりますが費用は割高になりがち。
20〜150kW以上。
PHEVも考え方は同じですが、バッテリー容量が小さいため
「必要量だけ急速充電+自宅で普通充電」
をするやり方・方法がより現実的だと思います。
規格の違い
日本ではCHAdeMO規格が主流ですが、欧州ではコンボ方式(CCS)が普及しつつあり、今後は両対応機の増加が見込まれています。
2. 自宅充電(普通:AC)|最安運用のカギ
先程ご案内しましたがように一番安く費用を押さえながら充電する方法としてはやはり夜間に自宅でじっくり充電する方法だと思います。
メリットデメリットを踏まえてもう少し詳しく説明していきますね。
料金イメージ
- 従量電灯(昼):目安 28〜38円/kWh
- 時間帯別(夜間):目安 20〜30円/kWh
- EV向けプラン:夜間優遇+基本料あり(地域・電力会社で差)
ブレーカー容量・引込線・V2H有無で最適プランが変わります。
夜間に80%目標でタイマー充電がコスパが良いと思われます。
3. 公共充電(普通/急速)|料金と選び方
公共の普通充電(AC)
- 単価目安:40〜60円/kWh(時間課金・kWh課金・駐車場料金の組合せ)
- 向いている人:買い物ついでに数時間、宿泊施設で一晩など。
公共の急速充電(DC)
- 単価目安:60〜100円/kWh+アイドル課金(充電完了後の滞在に対する追加課金)
- 向いている人:長距離ドライブ、急な充電が必要なとき。
会員プランは月額がある代わりにkWh単価が下がるケースあり。
走行距離が多い人は要検討。
4. 高速SA/PA(急速)|遠出時のコツ
- 狙いは10〜60%帯での短時間充電(充電速度が落ちにくい領域)。
- 混雑時は必要量だけ入れて移動が結果的にコスパ◎。
5. 料金の目安・比較表(2025)
場所/方式 | 課金方法 | 単価目安(税抜) | 月額/基本料 | アイドル料金 | 向き/備考 |
---|---|---|---|---|---|
自宅(普通AC) | kWh課金(電力契約) | 昼 28〜38円/kWh 夜 20〜30円/kWh |
電気基本料あり | なし | 最安になりやすい。夜間タイマー充電推奨。 |
公共(普通AC) | kWh or 時間 or 併用 | 40〜60円/kWh | 事業者により有/無 | 施設による | 買い物や宿泊中の「ついで充電」に最適。 |
公共(急速DC) | kWh or 分課金+従量 | 60〜100円/kWh | 会員プランで割引も | 発生しやすい | 短時間で必要量だけ。混雑時は特に注意。 |
高速SA/PA(急速DC) | kWh or 分課金+従量 | 70〜110円/kWh | 事業者により | 発生しやすい | 遠出・ロングドライブの経路充電向け。 |
上記は2025年の一般的な目安です。
最新の料金・条件は各電力会社・充電事業者・施設のページで必ずご確認ください。
6. 電気代の出し方|100kmいくら?
計算式:
100km あたりの消費電力量 = 100 ÷ 電費 kWh
100km あたりの電気代 = (100 ÷ 電費) × 単価 円
具体例:
消費電力量 = 100 ÷ 7 ≒ 14.3 kWh
電気代 = 14.3 × 30 ≒ 429 円/100km
同じEVでも高速巡航・冬季・ヒーター使用などで電費は悪化します(例:6 km/kWhなら約 500〜600円/100km に上昇)。
7. シーン別の最適解
通勤・普段使い
- 基本は自宅の夜間普通充電で満足。週末の遠出前だけ少し多めに。
- 走行距離が多く公共の割引が効くなら、会員プランも検討。
遠出・旅行(高速利用)
- 10〜60%帯で短時間の急速充電を刻むと時間効率◎。
- 混雑時間帯は必要量だけ入れて次のSA/PAへ回す方が総時間短縮&アイドル回避。
集合住宅・自宅設置が難しい場合
- 勤務先・商業施設・宿泊施設の普通充電を「滞在時間」で稼ぐ。
- 月額会員+時間課金上限など、上限のある料金体系が相性良。
8. よくある質問
Q. 何%まで充電すべき?
A. 普段は80%目標がバランス良。遠出時のみ100%に近づける運用が一般的です。
Q. 急速充電だけで運用しても良い?
A. 可能ですが、費用とバッテリーの熱に不利。
自宅普通+必要時に急速の併用を推奨致します。
Q. 会員プランは元が取れる?
A. 走行距離・利用回数次第。「月の想定kWh × 会員単価」+月額料と、非会員単価を比較して判断を。
9. まとめ
- コスパ重視なら自宅の夜間普通充電が基本。
- 公共は普通=滞在と相性、急速=時間短縮で使い分け。
- 旅行は短時間×必要量で賢く回す。アイドル課金を避けるのが節約の鍵。
- 最終的な費用は電費×単価×使い方で決まる。自分の生活パターンで最適解を。
ろみちゃん
おーみん