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現役整備士が教える!!エンジンオイルを自分で交換する方法!!DIY

ろみちゃん

ねぇおーみん、車のエンジンオイルを自分で交換したいんだけど自分で出来るかなぁ。やり方など教えてほしいなぁ。
エンジンオイルは工具と方法が分かれば自分で交換することは出来るよ!!

おーみん

【お悩み一覧】

  • エンジンオイルの交換を自分でやってみたいが方法が分からない
  • どんな工具があればいいのか分からない
  • 本当に自分でエンジンオイル交換できるか不安である
こんなお悩み、解決していきます!!

おーみん

オイル交換を自分で交換するために必要なもの

エンジンオイル交換の際に必要となるものオイル・エレメント

①新品のオイル

まずは交換するための新品のオイルが必要です。

交換したいお車の適合するオイルを調べて購入する必要があります。

大抵の乗用車は4L缶一つで足りますが、大きい乗用車になると5~6L必要となる場合がありますのでその時は4L缶2つ必要となりますのでご注意を。

下記リンクを参考に愛車の適合するエンジンオイルの粘度オイル数量を調べて下さい。

参考 最適オイル選びカストロール 参考 車種別適合検索ガルフプロテクノ
オイル量や最適な粘度のオイルが分かったらそれを自分がいつも利用しているお店や楽天やAmazonなどでオイルを購入するといいと思います。

おーみん

②新品のオイルエレメント

オイル交換時に一緒におすすめしているのがオイルエレメントです。

昔は2回に1回の頻度で交換をしておりましたが、今はエレメントの大きさが小さくなってきていることもあり出来たら毎回のオイル交換時にオイルエレメントの交換をおすすめしています。

下記リンクを参考に愛車の適合するオイルエレメントを調べて下さい。

参考 車種別適合検索DENSO 参考 PIAAデジタルブックPIAA 参考 国産フィルター検索ジェイピットショップ
オイルエレメントも適合が分かったらそれを自分がいつも利用しているお店や楽天やAmazonなどでオイルを購入するといいと思います。

おーみん

エンジンオイル交換の際に必要となる工具や道具一式を紹介

①工具一式

①14mm・17mmメガネレンチ
②トルクラチェット(デジラチェ) 【GEK085-R3 / KTC】
③ラチェット / エクステンションバー / ラチェットコマ(14mm / 17mm)
④オイルフィルター カップレンチ

②その他必要な道具

①オイルジョッキ

 

②廃油処理箱

 


③耐油手袋

オイル交換を実施するタイミング・交換時期は??

オイル交換時期は「半年もしくは5000Kmに1回」をおすすめ

オイル交換は基本「半年」もしくは「5000Km」に1回交換をおすすめしております。

なぜならオイルの中に入っている添加剤などの効果がなくなりはじめるのがこれくらいのタイミングだからです。

全然距離を走っていないという人もいると思いますが、一度でも空気に触れると酸化が始まるので5000Km走っていなくても半年経過していたら交換してあげたほうが車にとってはいいと思います。

実際のオイル交換の方法を紹介

①下からドレンコックを外して古いオイルを抜き取る

メガネレンチを使用して反時計周りに緩めた後は手でゆっくり回してオイルを抜き取ります。
MEMO
14mmと17mmのメガネレンチがあれば大抵のドレンコックは緩めて外せます。

②古いオイルが抜き取れたらドレンコックを締め付ける

オイルが抜けたら外したドレンコックのパッキンを新品に交換して手で時計回りに締めていきます。
手である程度締まったらあとはトルクラチェットを使用して規定トルクで締め付けます。
MEMO
規定トルクは車によってバラバラなのでしっかり確認してからトルク締めしてください。大体29~39ぐらいの間が多いイメージです。
締め付けすぎるとオイルパンのネジ山がつぶれてしまい大変なことになってしまうので締め付けすぎないように気を付けましょう!!

③古いオイルエレメントを取り外し、新しいオイルエレメントを取り付ける

オイルエレメントは従来の丸ごと本体交換タイプと中のフィルターのみ交換するタイプと2種類あるのでご自分の愛車はどちらか確認してから交換しましょう!!

おーみん

1.従来の本体丸ごと交換タイプ

 

エレメントカップを取り付けラチェットを使用して反時計周りに緩めていきます。

ある程度緩んだら手で回して緩め取り外します。

MEMO
エレメントカップをしっかりはめておかないとエレメントがなめってしまうと取り外しにくくなってしまうので注意しましょう!!

 

新しいエレメントを手で回して締めていき、パッキンが触れたところから3/4回転で締め付けたらOKです!!

※これ以上強く締め付けないこと!!

2.中のフィルターのみ交換タイプ

※30プリウスで説明します。

エレメントカップ(64)を使用して銀色のあの形状をしたオイルエレメントを緩めて外します。

このように中のフィルターのみ交換できるエレメントとなっています。

フィルターのいれもののパッキンを新品に交換します。

中のフィルターを古いものを取り出し、新しいフィルターに入れ替えます。

手で締めていき、最後はトルクラチェットを使用してトルク25で締めつけます。

 

④新しいエンジンオイルを注入します

 

大体どの車もボンネットを開けたらエンジンがあってエンジンの周りにオイルを入れるフィラーキャップがあり、入れた後の量確認するためのゲージがあります。

まずは購入した新しいオイルをオイルジョッキに入れ替えてオイルフィラーキャップを外したところに入れていきます。

勢いよく入れると車種によっては噴き出すこともありますのでゆっくり入れていきましょう。

規定量のエンジンオイルを入れたらフィラーキャップをしっかり締めます。

⑤新油を注入後、エンジン始動して下から漏れていないかチェックする

エンジン始動して今回交換した下回りを要チェックします。

先ほど交換した

①ドレンボルト ②オイルエレメント

のパッキン周りからオイルが漏れていないかしっかり確認します!!

古い劣化したドレンボルトのパッキンを使用していると漏れてきたりすることがあります。

ここでしっかりオイル漏れしていないと確認します。

⑥エンジン停止してエンジンオイル量を確認します。

オイルゲージを確認してエンジンオイルの量を確認します。

ゲージの適正なところにオイルが来ておれば問題ありません。

※ゲージの2つの穴の間にオイルがあれば適正量です。

オイル交換作業はこれで終了です!!