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ダイハツ ハイゼット バッテリー交換<整備ブログ>

ダイハツ ハイゼットバッテリー交換

今回はダイハツ ハイゼットのバッテリーを交換したので紹介します。

バッテリー交換に必要なもの(準備編)

新品のバッテリー(Panasonic CAOS 【N-60B18L】)

まずは交換する新品のバッテリーを準備しましょう。

もともとついていたバッテリーの型式は「44B20L」でした。

今回はパナソニック製のカオスで「60B19L」を取り付けました。

〇〇B20Lは〇〇B19Lのサイズでも交換出来ます。

また44Bや60Bの数字は大きいほど性能が良くなるので問題はありません。

バッテリー交換時のバックアップメモリー

バッテリーを交換する時には必ず必須になる「バックアップ」。バックアップを取りながら交換作業をしないとメモリーが飛んだりして大変です。昔はオーディオの時計やラジオの周波数を設定しなおすぐらいでよかったのですが、最近のお車は高性能となっているのでメモリーが飛んでしまうと専用の診断機がないと復旧できないこともありますのでしっかりバックアップは取ります。

私が業務で使用しているバックアップ機は【CTEK MXS7.0】を使用しています。

工具

  1. ラチェット
  2. 8mmのコマ
  3. 10mm・12mmのネガネ

バッテリー交換時には少し小さめのメガネ(10mm・12mm)とラチェットがあればたいていのバッテリーは交換できます。

これから自分でバッテリーを交換していくのなら持っておいて損はないですよ。

実際のバッテリー交換作業

バックアップを取る

ハンドルの下の左側に「OBD2」というコネクターがありますのでそこにバックアップのケーブルを接続します。

上の写真のようにコネクターがありますのでここに接続します。

コネクターを車両側のOBD2と接続したらコンセントにつなぎバックアップ機本体の電源を入れます。

電源が入った後、モードボタンを押して【SUPPLY】モードに切り替えます。

モードボタンを押していくと下のランプが

NORMAL→❆→SUPPLY→RECONDと順番に切り替わっていきます。

SUPPLYのところに設定すると上側のSUPPLYのランプも光り始めるので下も上もランプがついたら交換作業開始してOKです。

助手席側のシートを開ける

ハイゼットのような軽バンは運転席や助手席のシートの下にエンジンやバッテリーなどがあります。

バッテリーに関しては助手席のシートの下にありますのでまずは助手席のシートを開けていきます。

シートの下に二つ金具があるので外していきます。

金具の下の方から上に向かってあげると金具が外れます。

もう一つの金具も外します。

二つ外したら後はリアシートに向かってシートを倒せば開けれます。

助手席のシートを開けることが出来ました。

バッテリーは手前に見えていますね。このバッテリーを交換していきます。

バッテリーを固定しているステーを外す

ラチェットを使うと外しやすいです。

下の写真のように緩めたらナットが取れますので下に落とさないように気を付けて取り外します。

写真の右側の方の穴の中にひっかけてステーがとまっています。

ですので先ほど緩めたナットを取り外したらステーを上下に動かしながらステーを外します。

バッテリーのプラス・マイナス端子を外す

ステーが外れたらバッテリー本体のプラスとマイナス端子を緩めて外していきます。

注意
バッテリー交換時の注意点として、「マイナスから始まりマイナスで終わる」という言葉があります。

【外すとき】マイナス端子外す→プラス端子外す→バッテリー取り出す

【取り付ける時】新しいバッテリーを置く→プラス端子取付→マイナス端子取付

交換時の必須条件になるので覚えておいてください

まずはマイナス端子を緩めて外します。

次にプラス端子を緩めて外します。

マイナス・プラス端子両方とも外したら古いバッテりーを取り出します。

注意
外した端子が金属部に当たらないように気を付けてください。金属部にあたるとショートしてメモリーが飛んでしまうことがありますので要注意です

新しいバッテリーを取り付ける

新しいバッテリーを入れ替えて入れたら今度は

プラス端子→マイナス端子の順番で取り付けていきます。

まずは手でグリグリしながら端子にしっかりはめ込んでいきます。

まずはプラス端子をはめ込みます。

次はマイナス端子をはめ込みます。

そしてメガネを活用して締めこんでいきます。

ステーを取り付けてバッテリーを固定します

最初に外したステーを取り付けてナットを締め付けていきます。

バッテリー交換作業完了!!無事にバッテリー交換出来ました!!

バックアップ機を取り外す

新しいバッテリーに交換出来たら、コンセントから電源コードを抜きOBD2コネクターから端子を外し、バックアップ機を取り外します。

注意
必ず電源コードを抜き、電源を切ってからOBD2の端子を取り外しましょう

まとめ

今回、ダイハツ ハイゼットのバッテリーを交換しました。

今のお車はバックアップをしっかりとっておかないと後々大変になりますのでバックアップ機もしっかり準備して交換をして下さい。

今回交換したダイハツ ハイゼットはバックアップをしっかり取っておけば交換後の初期設定などは特にないのでしっかりバックアップを取って交換をしましょう。