トヨタ プリウス【ZVW30】補機バッテリー交換
今回はトヨタ プリウス【ZVW30】の補機バッテリーを交換したので紹介します。
バッテリー交換に必要なもの(準備編)
新品の補機バッテリー (GSユアサ ECOR【S46B24R】)
まずは交換する新品のバッテリーを準備しましょう。
今回交換した30系プリウスの補機バッテリーのサイズは【S46B24R】です。
普通のバッテリーではダメなのでハイブリッド車用の補機専用バッテリーを準備するようにしましょう!!
バッテリー交換時のバックアップメモリー
バッテリーを交換する時には必ず必須になる「バックアップ」。バックアップを取りながら交換作業をしないとメモリーが飛んだりして大変です。昔はオーディオの時計やラジオの周波数を設定しなおすぐらいでよかったのですが、最近のお車は高性能となっているのでメモリーが飛んでしまうと専用の診断機がないと復旧できないこともありますのでしっかりバックアップは取ります。
私が業務で使用しているバックアップ機は【CTEK MXS7.0】を使用しています。
工具
- ラチェット
- 8mm/10mm/12mmのコマ
- 10mm・12mmのネガネ
バッテリー交換時には少し小さめのメガネ(10mm・12mm)とラチェットがあればたいていのバッテリーは交換できます。
これから自分でバッテリーを交換していくのなら持っておいて損はないですよ。
実際のバッテリー交換作業
バックアップを取る
ハンドルの下側に「OBD2」というコネクターがありますのでそこにバックアップのケーブルを接続します。
上の写真のようにコネクターがありますのでここに接続します。
コンセントにつなぎバックアップ機本体の電源を入れます。
電源が入った後、モードボタンを押して【SUPPLY】モードに切り替えます。
モードボタンを押していくと下のランプが
NORMAL→❆→SUPPLY→RECONDと順番に切り替わっていきます。
SUPPLYのところに設定すると上側のSUPPLYのランプも光り始めるので下も上もランプがついたら交換作業開始してOKです。
トランクルーム内のカバー類を外す
補機バッテリーはトランクルームのラゲッジルームにあります。
ラゲッジケースを外して、黒い収納ケースも取り外します。
トランクルームの右側にあります。
ラゲッジケースとその中の黒い収納ケースを取り外していきます。もうすぐ補機バッテリーが見えてきます。
補機バッテリーが見えてきました。交換準備が整いました。
バッテリーを固定しているステーを外す
ナットが2か所ステーに止まっているので緩めて取り外します。
排気ホースを取り外す
バッテリーのプラス・マイナス端子を外す
ステーと排気ホースを外したらバッテリー本体のプラスとマイナス端子を緩めて外していきます。
【外すとき】マイナス端子外す→プラス端子外す→バッテリー取り出す
【取り付ける時】新しいバッテリーを置く→プラス端子取付→マイナス端子取付
交換時の必須条件になるので覚えておいてください
まずはマイナス端子を緩めて外します。
次にプラス端子を緩めて外します。
マイナス・プラス端子両方とも外したら古いバッテりーを取り出します。
新しいバッテリーを取り付ける
新しいバッテリーを入れ替えて入れたら今度は
プラス端子→マイナス端子の順番で取り付けていきます。
まずは手でグリグリしながら端子にしっかりはめ込んでいきます。
まずはプラス端子をはめ込みます。
次はマイナス端子をはめ込みます。
そしてメガネを活用してそれぞれの端子のナットを締めこんでいきます。
排気ホースを取り付けます
取り外す時に外した排気ホースを取り付けます。
ステーを取り付けてバッテリーを固定します
最初に外したステーを元通りに取り付けていきます。
バッテリー交換作業完了!!無事にバッテリー交換出来ました!!
トランクルーム内のケースを戻す
最初に外した黒い収納ケースやラゲッジケースなどを元通りに戻せば完了です。
バックアップ機を取り外す
新しいバッテリーに交換出来たら、コンセントから電源コードを抜きOBD2コネクターから端子を外し、バックアップ機を取り外します。
まとめ
- ZVW30プリウスの補機バッテリーを交換する時は必ずバックアップをすること
- 通常のバッテリーと比べて排気ホースがついているので交換の際はしっかり確認すること
おーみん