トヨタ C-HR補機バッテリー交換
今回はトヨタ C-HRの補機バッテリーを交換したので紹介します。
バッテリー交換に必要なもの(準備編)
新品のバッテリー【350LN1】(Panasonic )
まずは交換する新品のバッテリーを準備しましょう。
今回交換するトヨタ C-HRは350LN1というEN規格のバッテリーが搭載されています。従来のJIS規格のバッテリーとは異なりますので交換する前にどのバッテリーのどのサイズのバッテリーが搭載されているかしっかり目視確認してから新しいバッテリーを準備しましょう。
バッテリー交換時のバックアップメモリー
バッテリーを交換する時には必ず必須になる「バックアップ」。バックアップを取りながら交換作業をしないとメモリーが飛んだりして大変です。昔はオーディオの時計やラジオの周波数を設定しなおすぐらいでよかったのですが、最近のお車は高性能となっているのでメモリーが飛んでしまうと専用の診断機がないと復旧できないこともありますのでしっかりバックアップは取ります。
私が業務で使用しているバックアップ機は【CTEK MXS7.0】を使用しています。
工具
- ラチェット
- 10mmのコマ
- 10mm・12mmのネガネ
バッテリー交換時には少し小さめのメガネ(10mm・12mm)とラチェットがあればたいていのバッテリーは交換できます。
これから自分でバッテリーを交換していくのなら持っておいて損はないですよ。
実際のバッテリー交換作業
バックアップを取る
ハンドルの下側に「OBD2」というコネクターがありますのでそこにバックアップのケーブルを接続します。
車両側のOBD2に接続した後、コンセントにつなぎバックアップ機本体の電源を入れます。
電源が入った後、モードボタンを押して【SUPPLY】モードに切り替えます。
モードボタンを押していくと下のランプが
NORMAL→❆→SUPPLY→RECONDと順番に切り替わっていきます。
SUPPLYのところに設定すると上側のSUPPLYのランプも光り始めるので下も上もランプがついたら交換作業開始してOKです。
バッテリーを固定しているステーを外す
バッテリーの右側の下の方に10mmのナットで止まっているので10mmのメガネやラチェットなどを活用して緩めてナットを外します。少し奥の方にあるのでエクステンションバーを使った方がいいと思います。
EN規格のバッテリーの特徴としてバッテリーの下側をステーで固定しているので目視確認しながら外していきましょう。
バッテリーのプラス・マイナス端子を外す
ステーが外れたらバッテリー本体のプラスとマイナス端子を緩めて外していきます。
【外すとき】マイナス端子外す→プラス端子外す→バッテリー取り出す
【取り付ける時】新しいバッテリーを置く→プラス端子取付→マイナス端子取付
交換時の必須条件になるので覚えておいてください
まずはマイナス端子を緩めて外します。
次にプラス端子を緩めて外します。
マイナス・プラス端子両方とも外したら古いバッテりーを取り出します。
新しいバッテリーを取り付ける
新しいバッテリーを入れ替えて入れたら今度は
プラス端子→マイナス端子の順番で取り付けていきます。
まずは手でグリグリしながら端子にしっかりはめ込んでいきます。
まずはプラス端子をはめ込みます。
次はマイナス端子をはめ込みます。
そしてメガネを活用して締めこんでいきます。
ステーを取り付けてバッテリーを固定します
最初に外した10mmのナットを締め付けてバッテリーを固定します。
バッテリー交換作業完了!!無事にバッテリー交換出来ました!!
バックアップ機を取り外す
新しいバッテリーに交換出来たら、コンセントから電源コードを抜きOBD2コネクターから端子を外し、バックアップ機を取り外します。
まとめ
今回、トヨタ C-HRの補機バッテリーを交換しました。
今のお車はバックアップをしっかりとっておかないと後々大変になりますのでバックアップ機もしっかり準備して交換をして下さい。
バックアップをしっかり取っておけば特に初期化設定等はなかったので交換したらそのままでOKでした。
交換に関しては参考にしていただければと思いますが、もしご自分で交換される場合は自分の責任の範囲内で宜しくお願い致します。