ろみちゃん
おーみん
【お悩み一覧】
- アイドリングストップ車用のバッテリーはどれか分からない
- バッテリーの交換方法が分からない
- 必要な道具が分からない
おーみん
バッテリー交換に必要な道具を紹介
【Q-85】バッテリー本体(アイドリングストップ車用)
新品のアイドリングストップ車用のバッテリーを準備します。
今回は「Q-85」という型式のバッテリーです。
バッテリーメーカーもたくさんありますが、どれがいいか迷ったときはGSユアサのバッテリーだったら間違いないと思います。
私も業務上ではよくGSユアサのバッテリーで交換しています。
【C-TEK：MXS7.0】バックアップ機
バッテリー充電器だけでなく、バックアップとしてかなり使える代物です!!
工具(ネガネ・ラチェット・コマ)
①ラチェット(コマ：10mm)
②ネガネレンチ(10mm・12mm)
この二つの工具があれば大体の車のバッテリー交換はできます!!
実際にバッテリー交換をしていきます
①バックアップ機をOBD2に接続します
インプレッサスポーツはハンドルの真ん中らへんの下部に台形のカタチをしたOBD2の端子があります。
そこにバックアップ機のCTEKを接続します。
接続したことを確認してから電源ケーブルをコンセントにつなぎます。
すると電源が入りますので
①MODEボタンを押して
②下のSUPPLYのところまで押していき、しばらく待って
③上のSUPPLYが点灯
すれば準備完了です。
②バッテリーを固定しているステーを外します。
写真のように両サイドにあるナットを緩めてステーを取り外します。
このナットの大きさは10mmです。
ラチェットと10mmのコマがあれば作業を効率よく進めることができます。
③マイナス(ー)端子から外します
ネガネレンチの10mmを使って反時計回しで緩めたら上に抜いて外します。
④プラス(＋)端子を外します
マイナス端子同様、10mmのメガネレンチを使って反時計周りに回して緩めて端子を取り外します。
キレイに古いバッテリーが外れました。
⑤新しいバッテリーを取り付けます。
プラス端子が奥になるように箱の中に入れていきます。
⑥プラス(＋)端子を取り付けます
バッテリーの端子の中にしっかり入れ込んでナットを締めこんでいきます。
締めこむ時も外すとき同様、ネガネレンチなどが金属部にあたらないように気を付けましょう。
⑦マイナス(－)端子を取り付けます
マイナス端子もしっかりはめ込んでナットを締めこんでいきます。
⑧取り付けステーを取り付けてバッテリー本体を固定します
これで完成です。
⑨バックアップ機を取り外します。
接続する時と逆で、
①コンセントから電源ケーブルを外す
②OBD2からケーブルを外す
⑩各初期化を実施
バックアップ機も外したらバッテリー交換後の初期設定を実施します。
１．パワーウインドの初期化
①運転席のドアガラスを半分にします
運転席に座ってドアを閉めます。その状態でイグニッションをＯＮにします。
※この時エンジン始動まではしません。
運転席のパワーウインドをＤＯＷＮ側に押し続け半開にします。
②すべて閉めて停止後、１秒以上保持する
全開後、スイッチをＵＰ側に引き上げ全開し、そのまま引き上げ続けて１秒以上保持します。
③作業完了後、正常に作動するか確認します
２．電子スロットル学習
①イグニッションスイッチをＯＮにして１０秒以上経過してからエンジン始動する
３．ステアリングの初期化
①ＭＴ以外はシフトレバーを「Ｐ」、ＭＴ車は「Ｎ」にする
②イグニッションスイッチがＯＦＦの状態で運転席ドアスイッチのＯＮ/ＯＦＦを行う
③１０秒間待ちます
④運転席シート上にアクセスキーを置いてエンジン始動する
４．エンジン始動制御システムの初期化
①電気負荷無しの状態で完全暖気(ラジエーターファンが２回以上回る)するまでアイドル放置する
⑪初期化まで完了したらバッテリー交換終了
すべて完了したら今回のバッテリー交換は終了です。
まとめ
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他にもスペーシアカスタムのバッテリー交換した記事もあるので良かったら参考に見てみて下さい。
スペーシアカスタム【MK42S】アイドリングストップ車用バッテリー交換 ＜整備ブログ＞
