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EVとハイブリッドの維持費比較|燃料代・メンテ・税金まで徹底解説【2025年版】

ろみちゃん

ねぇおーみん、結局のところハイブリッド車とEV車ってどちらの方が維持費が安いの・・・?
燃料費やメンテナンス、税金などを踏まえて色んな観点から見て比較しながら紹介していくね

おーみん

この記事で解決できるお悩み
  • ハイブリッド車とEV車、どちらの方が維持費が安いのか…
  • ハイブリッド車・EV車それぞれメンテナンスはどれくらいかかるのか…
  • ハイブリッド車・EV車それぞれ税金はどれくらいかかるのか…

おーみん

こんにちは。おーみんです。このようなお悩みあると思いますので一緒に解決していきましょう!!

EVとHV、維持費が安いのはどっち?

という疑問に年間1万km×5年のモデルケースを用いて数値で答えます。

2025年度の税制や最近の保険・修理動向も踏まえ、燃料(電気)メンテ税金保険リセールの5軸で徹底比較します。

結論

  • 都市部×自宅充電ありなら、充電単価が安くEVのランニングコストが有利
  • 地方×長距離×公共急速充電が多いなら、燃料の入手性・航続・保険/リセールでHVが有利になりやすい。
  • 短期(3–5年)はEV、長期(10年超)はHVが安定しやすい(バッテリー交換リスク考慮)。

使用環境などによってどちらにもメリットデメリットがあるということですね。

ご自身のお車の使用状況・環境を確認して頂いてどちらが良いのか選ぶ際に参考にしてもらえたらと思います。

ではもっと具体的に内容を紹介していきますね。

前提条件(モデルケース)

  • 年間走行距離:10,000km/所有年数:5年
  • EVの電費:6.0km/kWh、自宅電力単価:31円/kWh(電力量料金の目安)
  • HVの実用燃費:20km/L、ガソリン価格:180円/L
  • 保険・税・メンテは代表的な相場帯を採用

1. 燃料/電気代の比較(1万kmあたり)

区分 前提 概算コスト メモ
EV(自宅充電中心) 6.0km/kWh × 31円/kWh 5.2万円/年 自宅深夜電力活用でより低減可
EV(公共急速多め) 急速充電 40–60円/kWh相当 8.3〜12.4万円/年 遠出中心だと単価上昇
HV 20km/L × 180円/L 9.0万円/年 入手性/時間コストは安定

2. メンテナンス費(5年想定)

EV

  • エンジンオイル交換 不要
  • ブレーキの消耗も少ない(回生ブレーキのため)
  • 消耗部品が少なく整備費用は安め
  • ただし大容量バッテリーの交換は数十万円以上かかるケースも

EVはバッテリーに貯めた電気でモーターを動かすため、そもそもエンジンを搭載していません。

そのためエンジオイル交換作業自体が発生しません。今までの車に乗っている感覚からすると少し変な感じですが・・・。

またEVには回生ブレーキシステムが搭載されています。

これはブレーキを踏んだ時や減速時に運動エネルギーを電気エネルギーに換えて再利用するシステムです。

そのため従来のようにブレーキを踏んでブレーキパットなどの摩擦で制御するというよりタイヤの回転する運動エネルギーを電気エネルギーに換える時に発生する抵抗により減速していくため従来と比べるとブレーキパットなどの消耗品がなかなか消耗せず長く使用することができます。

日々の整備メンテナンスなどのランニングコストは抑えることは出来ますが、大容量バッテリーの交換などの修理が発生した時には1回の修理で何十万という大きな費用がかかってしまうのは頭の片隅に置いておいた方がいいでしょう。

ハイブリッド

  • エンジン+モーター搭載のため整備項目はEVと比べると多い
  • エンジンオイル交換必須(基本半年に1回)
  • ミッションや補器類の整備もあるためEVより整備費用はかかりやすい
  • 大容量バッテリー交換は少ないがゼロではない
  • ミッションや補器類の整備もあるためEVより整備費用はかかりやすい

プリウスなどのハイブリッド車はよく私のガソリンスタンドにもよく来られます。

ハイブリッド車はエンジンも搭載されているので従来の自動車同様、エンジンオイル交換作業はあります。

0W-20や0W-16の粘度といった柔らかいエンジンオイル推奨のエンジンになりますので若干エンジンオイル自体も高めのオイルを使用するイメージです。

ハイブリッド車にも回生ブレーキは搭載されているのでEV同様、ブレーキパットなどの消耗品の頻度は多くないと思います。

3. 税金(購入〜初回車検期の優遇)

EV:エコカー減税(重量税)で免税または大幅軽減、グリーン化特例(自動車税)で概ね75%軽減

優遇制度は2026年春まで延長されつつ、2025年から基準が厳しくなっており、ハイブリッド/ガソリンは適用条件が狭まる点に注意しないといけません。

4. 自動車保険(任意保険)

  • EVは車両価格や修理費要因で料率クラス高めになりやすい傾向。
  • HVは普及度・修理実績が厚く、保険料は比較的安定。

5. リセールバリュー(定性的傾向)

  • HVは国内外で需要が厚く、下取りが安定しやすい(プリウス/アクア等)。
  • EVはモデル改良サイクルやバッテリー劣化が影響し振れ幅が大きい。個別車種次第。

6. 5年トータル試算(年間1万km)

項目 EV(自宅充電中心) HV
燃料/電気(5年) 26万円 45万円
メンテ(消耗中心) 10万円 20万円
税金(優遇反映) 10万円 15万円
任意保険 50万円 45万円
合計(参考) 約96万円 約125万円

※代表的な相場帯での概算。車種・地域・契約条件で変動します。EVは公共急速中心だと燃料費が上がり、合計がHVに近づきます。

7. ライフスタイル別の最適解

  • 都市部・自宅充電あり・短距離中心:EV(静粛・低ランニング)
  • 地方・長距離多め・急速充電中心:HV(入手性・保険・リセール)
  • 3–5年で乗り換え予定:EV(劣化影響が出る前に手放す)
  • 10年超の長期所有:HV(バッテリー交換リスク抑制)

8. 実際にかかる維持費の紹介

【EV】日産リーフ の場合

  • 自動車税
  • 車検費用
  • 自動車重量税
  • 印紙代
  • 車検基本料金
  • 電気代

①自動車税

そもそもリーフは電気自動車のため排気量という概念はなく排気量1000cc以下と判断されるため自動車税は一律25,000円となります。

またグリーン化特例もあり適用期間中は翌年度の自動車税が75%軽減されて6,500円となります。

②車検費用

従来の車と同様新車登録時の初回は3年に1回、継続車検の場合には2年に1回となります。

相場としては4~6万ぐらいです。

③自動車重量税・印紙税・車検基本料金

上記車検費用の中には重量税や印紙代、車検基本料金などがかかってきます。

他にもタイヤやワイパー、エアコンフィルターなどの消耗部品の交換も適時必要となります。

その他にも普段の生活の中でかかる下記費用が発生してきます。

  • 駐車場代
  • 洗車代
  • 任意保険料

【ハイブリッド】トヨタ プリウス の場合

  • 自動車税
  • 車検費用
  • 自動車重量税
  • 印紙代
  • 車検基本料金
  • 法定費用
  • 自賠責保険
  • ガソリン代

①自動車税

年額36,000円となります。

ただエコカー減税で2年目のみ9,000円になります。

しかし初年度や3年目以降は通常通り36,000円、自動車税がかかることになります。

②車検費用

従来の車と同様新車登録時の初回は3年に1回、継続車検の場合には2年に1回となります。

相場としては6万~10万ぐらいはかかると思います。

※一番の違いとしては走るための燃料費代として、電気代がかかるか?ガソリン代がかかるか?の違いが大きいと思います。

9. よくある質問(FAQ)

Q.EVの電気代はどれくらい?

自宅充電中心なら1万kmで約5.2万円/年が目安。

公共急速中心だと8.3〜12.4万円/年に上がります。

Q.EVのバッテリー交換費用は?

小型EVで50〜80万円、ハイエンドは100万円以上の事例もあります。

保証・リユース活用で抑制可能。

Q.税制優遇はいつまで?

エコカー減税(重量税)は2026年4月末まで、グリーン化特例(自動車税)は2026年3月末まで延長。

ただし2025年に基準が厳格化。

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